【自己分析は不要なのか?】就活における自己分析のワナを考える

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こんにちは。棒磁石(@magnet_med)です。

 

私は絶賛就活中なので、自己分析等のアクションを起こすことが多くあります。

先日も、エムグラムを使用した自己分析について書いたところです

【m-gram】巷で評判の「エムグラム」を就活中の大学生もやってみた
こんにちは。棒磁石(@magnet_med)です。 ↑Twitter始めました!!フォローしてください!!!(露骨) 棒磁石 お願いします! さて、プロフィールにも記述している通り、私...
棒磁石
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ぜひお読みください!

自己分析は自分の過去と未来を考えていく上で重要ですが、やりすぎると時に「ワナ」になってしまうこともあるんです。

ブログの一部で「自己分析」について書いた以上、一番気を付けなければならないことについて書いてみたいと思います。

テーマはスティーブ・ジョブズがスピーチで言っていた、「点と線」です。

 

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なぜ自己分析をするのか(再)

考える人

先日の記事でも書きましたが、人はなぜ自己分析をするのか、について簡単に書いてみます。

 

自分自身を理解することは、自分の将来の志向性を確認すると同時に、相手を理解するための基盤を作ることでもあります(自分のこともわからないのに相手の理解などできません)。

就活という場においては、これができて初めて、自分の価値観と会社の価値観をすり合わせて自己実現の場を探すことができます。

いわば就活においては自分の価値観を確固たるものにする、それにより進むべき先を見定めるコンパスのような役割を果たしているんです。

棒磁石
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最初のキャリアのすれ違いを防ぐために自己分析の意味があるんですね!

さらに、日常という場においては、「自分を映し出す鏡」として機能します。

鏡に映し出すことによって、真の自己認識を行うことができます。

これは、他者からの「承認」を納得感をもって受け止めるための土台となります(相手が自分のことを理解している!orしていない!の判断基準となるわけです)。

つまり、自己分析や性格診断によって自身の「特性」を言語化することによって、現代人は自分自身に対する承認を創り出せる、という点でも意味があるんです。

棒磁石
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マズローで言う「尊敬欲求」「自己実現の欲求」ですね

マズローの段階欲求ピラミッド

そんな、コンパスであり鏡でもある自己分析の、どのような部分にワナが潜んでいるのか、考えてみましょう。

 

自己分析のワナとは何なのか

点を結んで線にするということ

卒業スピーチ

自己分析のワナについて考える際に、2005年にスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式で行った祝賀スピーチについて復習しましょう。

▶全文はこちら

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
スタンフォード大学HP

ざっくりと要点をつまむと、

  • 未来のことを見据え、点と点を繋ぐことはできず、後から振り返ってつなぎ合わせることしかできない。
  • 自分達は、今やっていることが後から繋がって実を結ぶことを信じるべきだ。

って感じです。

このスピーチの「点と点を結ぶ」話は様々なところで話題にされ、共感や評判を呼んでいます。

棒磁石
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私と大して変わらない年齢でこのようなスピーチができるのか…

 

自己分析で言う「点と線」

矢印

みなさん、自己分析といったときにどんなことをしますか?

おそらく、自分の強みや弱みを把握したり、自分の過去の感情について振り返ったりするのではないかと思います。

そして、強みや弱みを把握する際にも、中学や高校、もしくは幼少期の記憶(好きだったこと、得意だったこと、挑戦したこと)について考えて抽出するのだと思います。

棒磁石
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自分は小さいころ、将来何になりたかったんだろうか…

 

言うなれば自己分析は、過去の出来事から「点」に該当するものを見つけ、紐づける行為です。

  • 自分が幼いころから今まで、何にモチベーションを感じてきたか?
  • 自分が今までに悔しい、悲しい思いをしたことは何か?それにどう対処したか?
  • 自分が大事にしているものは何か?

こういったことを、過去の経験・体験から掘り出しますよね。

過去を振り返った時に、自分がどのような「点」を経験し、そこからどのような学びを得て、「線」を描いて現在という場所にたどり着いたか、そんなことを考えることによって、自分の大事にするものや得意なものが浮かび上がってきます。

私であればこんな感じで、2本の線が今の自分の「やりたい・成し遂げたい」に繋がっています。

私という人間

つまり、「点と点を結んで線にする」この行為そのものが自己分析であると言えます。

こうした分析は「私」という人間を説明する際にも頭の整理にできますし、非常に有意義であると言えます。

 

線の上に点を置こうとしてはいけない

自己分析は良いものですが、これが過ぎると何が問題になっていくのでしょうか?

クエスチョンマーク

最大の弊害は、「過去に縛られてしまうこと」です。

自己分析は「過去分析」になりがちなので、結局は自分の過去の中にある重要な出来事から、自分が何者であるのかということを問う営みです。

しかし、自己分析に傾倒し過ぎて、自分の「線」を太く太くしようとしてしまうと、「線を作るために点を置く」結果になってしまいかねないのです。

 

もう一度繰り返します。

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
スタンフォード大学HP

線はあくまで、「振り返った時にできているもの」または「後から意味づけをしていくもの」であり、未来に向かって点を置き、線を作ろうとするのは間違いです

なぜなら、未来に向かって線を引こうとすれば、今までの線の延長上に新たな「点」を置いてしまうから

私であれば、今から未来に向かって線を引こうとすれば、「医療」「教育」以外の分野の活動にはほとんど手を出さないことになってしまいます。

こんなことをしていたらどんどん自分の可能性を閉ざしていくことになりますし、過去の自分に縛られて生きることそのものですよね

棒磁石
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自分の人生を生きられていないですよね、それって

 

「今この瞬間の意思決定は、過去からの延長線上にあるのか?」

こんなことを考えてはいけないんです。

自分の「なりたい・やりたい・実現したい」の欲求に従って点を置き、それを後で線になるように繋いでいけばいいのだと思います。

あなたの今を作っているのは、間違いなくあなたの過去です。

しかし、あなたの未来を作るのは、過去ではありません。今この瞬間の意思決定です

視野を狭めないためにも、このことを忘れないようにしてくださいね。

 

…何だか変な自己啓発本みたいな結論になってしまいましたが、この状態に陥っていることにようやく気付けたので、ぜひ共有したいと思ってこんな文章を書かせてもらいました。

自己分析はあくまで自分の人生を豊かにするためのツールです。

ツールに振り回される人間にならないように気を付けましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

「自己分析」「自己分析」としつこかったと思いますが、それが何のためであり、同時にどのような危険性があるのかについて理解してもらえたでしょうか?

特に就活生のみなさんは、自己分析を行った結果、自分の視野が逆に狭まりすぎていないか?、そんなことを考えながら日々を過ごしていってもらえればなと思います。

棒磁石
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もちろん私もですね(笑)

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!

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