【書評】11月後半に読んだおススメの本を紹介するよ

読書と紅茶 書評

こんばんは。棒磁石(@magnet_med)です。

11月も最終日を迎え、本格的に冬を迎える季節になりました。

棒磁石
棒磁石

寒いです

 

みなさん、読書を楽しめているでしょうか?

今月の最後も、11月後半(11/16~11/30)に読んだ本について紹介していこうと思います。

(Twitterで紹介したものもありますね)

先日紹介した、11月前半のおススメの本▼

【書評】11月前半に読んだ本を紹介するよ
おはようございます。棒磁石です。 棒磁石 みなさん、読書はしていますか? 以前の私は「読書をする時間が無い」と言ってばかりいましたが、最近、読書熱が入ってからは、毎日一定時間読書のための時間...

と加えて、11月の読書は合計7冊となりました。

数がすべてではないですが、もう少し時間を取って、月10冊くらいは目指せるといいですね。

 

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11月後半に読んだ本3冊の感想を紹介

未来に先回りする思考法

おススメ度:★★★★★

先月紹介した、「お金2.0」の著者である佐藤航陽さんが書いている本です。

「未来」をテーマに、自分がそこでどのように生き延びるか、また未来へ向けて世の中がどのように変化していくと考えられるか、深い考察がなされています。

  • イノベーションに必要なのは、本当に「斬新なアイデア」なのだろうか?
  • また、AIは本当に人間を代替するのでしょうか?それは不幸なことなのでしょうか?
  • どんどん国境の意味が薄れていく社会だけれど、「国」の意味はどうなっていくのだろうか?

こんな問いを立てたことはないですか?

また、このようなことを不安に感じたことはないでしょうか?

それは当たり前と言えば当たり前なんです。

これだけVUCA(不確実で曖昧)な世の中を目の当たりしていると、自分の価値って何だろう?自分はどのように生きていけばいいのだろう?という疑問を持たざるを得ない社会です。

世界
世界の文脈で考えるイノベーションに関して、著者は以下のように述べています。

イノベーション創出が叫ばれて久しい日本は、他国からの圧力もなく、自国の市場もそれなりの規模があります。 イノベーションをする「差し迫った必要性」が日本社会には存在していないのです。だからこそ、仮にイノベーティブなものができたとしても、今の日本において普及するかどうかはわかりません。
しかし、本当に「イノベーション」が必要なのは、国家や国民単位でしか物事を捉えられない価値観だと、私は考えています。
未来に先回りする思考法

非常に示唆深い一文だと思います。

ある種、「イノベーション創出」の価値観をひっくり返すような一文ですよね。

このような、自分が考えていることに対して非常に鋭い回答を得る学びがある本です。

 

また、最後には、以下のように締めくくられています。

将来的に新しい情報が得られるであろうことを考慮に入れた上で、一定の論理的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行う ことが、未来へ先回りするための近道です。
未来に先回りする思考法

簡単そうに見えて、非常に難しい。そんなメッセージではありますが、ぜひこの文の意味を考えながら本を読むことにトライしてくれると、必ず得るものがあるはずです!

 

こんな人におすすめ!

 

今後の世界の変化や、その中での自分の立ち位置について考えたい人

 

棒磁石
棒磁石

この本を読み終わったら、「お金2.0」もぜひどうぞ!

 

顧みられない熱帯病

おススメ度:★★★☆☆

みなさん、2015年にノーベル医学・生理学賞を受賞された先生のことを憶えているでしょうか。

北里大学の大村智先生が受賞されましたが、画期的な治療薬「イベルメクチン」の発見によって、何億人もの人を救った栄誉を持っています。

このイベルメクチンは、オンコセルカ症(河川盲目症)という疾患の特効薬で、それまではこの病気により非常に多くの方が永久失明の危機に晒されていました。

棒磁石
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実は、失明の90%が発展途上国で起きているんですよ…!

このオンコセルカ症のように、マラリアやエイズと違って「死亡者」や「感染力」は高くないものの、貧困地域に発生し、貧困を助長させる、それが「顧みられない熱帯病」です。

アフリカの子供が学ぶ

「顧みられない熱帯病」は、人の労働能力や知的能力を奪うことによって、貧困に苦しむ人が貧困から抜け出す際の大きな障壁になっています。

また、特効薬ができても多くの人はそれを購入できる金銭的状態にないため、治療を行うためには薬を寄付する必要があります。そんな薬を製薬会社が開発したがるでしょうか?

世界に少しでも目を向けているあなた、このような何十苦もの状態にある「顧みられない熱帯病」について、この本で少しだけでも考えてみませんか

 

ただ、この書籍は1冊5,000円近くするので、正直購入するのはあまりお勧めしません。

図書館等で借りて、最初と最後の20ページずつを読めば要旨が理解できるはずなので、時間のある方はぜひトライしてみてください!

 

こんな人におすすめ!

 

世界の社会問題に興味がある人

 

 

性病の世界史

おススメ度:★★★★★

なんとも言えないタイトルですが、れっきとした真面目な本です。

性病、特に梅毒と淋病、エイズに焦点を当てて、人間と病気の戦いについて記述している本です。

突然ですが、ここで皆さんに問います。

小学校や中学校、高校でまともな「性教育」を受けた記憶がありますか?

棒磁石
棒磁石

たぶん、ほとんどの方が無いはずです(私も)

歴史に大きな傷を刻んだ性病からわかること、それは性病の予防のために、純潔貞操を守り抜くことが必ずしも有効でないということです(そんなの人間には無理です)。

そして特効薬を開発することでもなく、病気の感染経路をしっかりと理解し、「病気であること」を認識して治療や予防に臨む、これにつきます。

薬

歴史に「もし」は禁句ですが、それでも歴史は性病、特に梅毒によって非常に大きな影響を受けてきたと言わざるを得ません。

もし梅毒が無ければ、ヘンリー8世が梅毒に罹患していなければ、エリザベス王朝はなかっただろうし、「ヴァージニア州」という名前も別のものになっていたかもしれないくらいなのです。

エイズという、人類にとって戦うべきウイルスが存在している今、歴史に学び、歴史をひも解く意味でも、この一冊はぜひ皆さんに読んでほしいと思います。

 

※本当はもう少し本文中の文章を引用したいのですが、明らかにAdSenseの規約に引っかかりそうなワードばかりなので、ぜひ実際に読んでみてください!

 

こんな人におすすめ!

 

「性」について真面目に考えたい人

 

歴史を様々な側面からひも解いてみたい人

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

医学系の本が2冊ありましたが、どちらも医学背景のない方でもある程度は楽しめる本であると思っています。

普段は馴染みのない領域だとは思いますが、ぜひ医療知識との接点を作ってほしいからこそ、こういった本も紹介していこうかなと思っています。

棒磁石
棒磁石

みなさんのおすすめの本があればぜひ教えてください!

 

また、読書習慣がなかなか付けられない…という方にはこちらの記事もどうぞ!

本を読む時間が無い?読書習慣をつけるために必要なこと
こんにちは。棒磁石(@magnet_med)です。 みなさん、読書の調子はいかがですか? 棒磁石 読書の秋ですね! 私は最近これにはまりそうです。 ▲「聴く読書」という新しい...

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!

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