【何色わかる?】アウェアネス・リボンとそこに込められた思いをご存知ですか?

医療記事

こんばんは。棒磁石(@magnet_med)です。

突然ですがみなさん、「レッドリボン」をご存知ですか。

レッドリボン

レッドリボンはエイズの理解・支援を表すシンボルで世界的に有名ですが、世の中には他にもピンクリボン、オレンジリボン等様々な色のリボンがあります。

これらの「アウェアネス・リボン」にはそれぞれできた経緯があり、何よりそれぞれの思い・意志が込められています。

本日はこの「アウェアネス・リボン」について知るを通じて、私と一緒に社会の問題について考えてみませんか

 

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アウェアネス・リボンとは

アウェアネス・リボンは、社会問題や難病に対して支援や賛同の意を表明するために身につけるリボンです。

それぞれのリボンが意味を持っており、それを様々な形(リボンそのもの、ピンバッジ、ステッカー)で身に着けることによって、社会問題に対する意識を示すと同時に、周りへの啓発の意も示すことができます。

各々のリボンを身に着ける運動のことは「○○リボン運動」等と呼ばれ、日本だけでなく全世界で行われていて、特にアメリカやカナダ、イギリスで盛んであると言われています。

 

余談ですが、アウェアネス・リボンの専門ショップもあるそうです(知らなかった)

Ribbon Shop
アウェアネス・リボン専門

 

何色知ってる?アウェアネスリボン

それでは、それぞれのアウェアネス・リボンに込められた意味を紹介します。

(今回は特にメジャーなものについて掲載しています)

これを読んでいる方は何色知っていたでしょうか?

レッドリボン:エイズへの理解・支援

レッドリボン

おそらく世界的に最も有名なのはこちらだと思います。

レッドリボンは、エイズへの理解と支援、同時に薬物乱用とエイズへの戦いの意志を込めた象徴です。

1980年代後期、アメリカではミュージシャン等の芸能人の中にもエイズで亡くなる方が増加し、エイズが社会問題となり始めました。

これを機に、エイズで亡くなった方への追悼の気持ち、そして現在エイズに苦しむ方への理解と支援の気持ちを表明するため、1991年よりレッドリボン運動が起こるようになりました。

 

ちなみに、12月1日は「世界エイズデー」となっています(いずれ記事を書きます)。

エイズ、と聞くと自分には関係ない世界で起こっているように聞こえてしまいますが、世界で約3600万人、日本でも約3万人が苦しんでいる病気であり、今後間違いなく人類を最も脅かす病気になります。

(現在も治癒ができる特効薬はありません)

▼こちらの本が知識をつけるのにおすすめです

どうか他人事と思わずに、エイズへの正しい理解と支援、そして予防啓発のための知識も忘れないようにしましょうね。

 

ピンクリボン:乳がんの予防・啓発

ピンクリボン

日本ではこちらの方が有名かもしれませんね。

ピンクリボンは、乳がんの予防と啓発、そして正しい知識を広める意志を込めた象徴です。

1990年代から広まっており、日本で本格的に広まってきたのは2000年代以降です。

日本人女性の12人に1人は乳がんを発症すると言われており、年間約1万人が乳がんによって命を落としている現状です(30~64歳の女性の死亡原因の第1位です)。

乳がんは早期発見と、そのための検診が非常に重要になってきます。

これも他人事と思わず、正しい知識を持つこと、そして検診行動を心掛けたいですね。

さらに、ピンクリボンは女性だけの問題ではありません

棒磁石
棒磁石

検診を受けるのは確かに女性ですが…

愛する人や子供を守る気持ちは、男性でも当然持つべきですもんね。

 

オレンジリボン:児童虐待の防止

(商標化されているため、著作権保護の関係上画像がありませんすみません)

日本において、虐待で亡くなる子供は年間50人と言われ、1週間に1人亡くなっている計算になります。

2004年に起こった虐待事件をきっかけに、2005年に栃木県の団体がスタートさせたのがオレンジリボン運動です。

オレンジ色は、子どもたちの「開かれた明るい未来」を意味しているそうです。

 

こちらのように、「オレンジリボン運動」のWebサイトもあります。

オレンジリボン運動 - 子ども虐待防止
子ども虐待防止を訴える運動。オレンジリボン運動の公式サイト

児童虐待も他人事と思われがちですが、妊娠・子育てと密接に関係する問題であり、誰もが当事者になりえます

棒磁石
棒磁石

ぜひ一度関心をもって、Webサイトを見てください!

 

イエローリボン:障がいのある方の社会復帰

イエローリボン

日本では、障がいのある方の社会参画推進のシンボルです。

「障害のある人々は同年齢の市民と同等の権利をもっている」という意思の象徴だそうですが、個人的には障がいのある・なしにかかわらず自己実現できる社会を作っていきたいですね。

 

なお、このリボンの意味合いは国によって大きく異なるようです。

特にアメリカでは、戦争のために祖国に帰れない兵士に「帰りを待ちわびている」という意志を示すために使用されるようです(湾岸戦争が発端という説があります)。

希望を表す黄色は、様々な国で人の明るさを取り戻す色としてシンボルになっているんですね。

 

パープルリボン:女性への暴力根絶、各種病気への理解

パープルリボン

パープルリボンは、女性への暴力(DV)根絶の意志を示す象徴で、1994年にアメリカで創られました。

日本においても、女性へのDVやセクハラの防止、根絶の象徴となっています。

厚労省のデータによると、配偶者暴力相談支援センターでの相談件数は年間10万件で、相談に行けない人がいることを考えると、実態はもっと多くの人が苦しんでいると考えられます。

DVやセクハラに関しては男女ともに加害者、被害者になりうる問題であることを忘れないようにしましょう。

 

他にも、パープルリボンはすい臓がん、てんかん、クローン病等の多くの疾患への理解を促すための象徴として使用されています。

以下のページをはじめとして、多くのところでパープルリボンに関する知識を得ることができます。

パープルリボン活動
パンキャンジャパンは、膵臓がん撲滅のために①研究支援 ②患者支援 ③希望をつくるという3つのミッションを掲げて活動している特定非営利活動法人です。
棒磁石
棒磁石

調べてみることは、間違いなく理解への第1歩だと思います

 

グリーンリボン:移植医療・環境保護

グリーンリボン

グリーンリボンは「いのちを繋ぐ」象徴で、移植医療や環境保護の意志を示すシンボルです。

世界共通のリボンであり、日本ではもっぱら前者の移植医療への理解を推進するためのシンボルとして使用されています。

「Gift of life(いのちの贈りもの)」によって結ばれる、臓器提供者(ドナー)と、移植が必要な患者さん(レシピエント)のいのちのつながりを表しています。

 

「YESでもNOでもいいから、意思表示をすることが大事」なんですね。

【グリーンリボンキャンペーン】誰かのために、できること。みんなで意思表示の輪を広げよう。
意思表示が、移植医療の希望になる。グリーンリボンキャンペーン 誰かのために、できること。みんなで意思表示の輪を広げよう。
棒磁石
棒磁石

私も臓器提供意思表示カードを財布に忍ばせています

 

ホワイトリボン:母子の健康、平和

ホワイトリボン

世界では、出産により毎日830人が命を落としていると言われています。

ホワイトリボンは、全ての女性が安全に妊娠・出産できる世界を目指す象徴で、白色は、「希望や命の芽吹き」を表す色です。

なお、出産に関する死亡の99%を発展途上国が占めているそうなので、実質的には貧困問題にアプローチする運動の象徴、ともいえると思います。

▼詳しくは、こちらをご覧ください

ホワイトリボン・ジャパン 公式サイト
ホワイトリボン運動とは、「世界中の妊産婦...
棒磁石
棒磁石

私もこのリボンについては知らなかったので、勉強しなければ…!

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は様々なアウェアネス・リボンを紹介しました。

(他にも様々な色のリボンがありますので、ぜひ調べてみてください)

この記事を書く中で、私自身多くの学びがあった、と言うのが正直な感想です(知らないものもあったので)。

これを読んだ方が、社会問題に対して興味を持ってもらえれば、これ以上の幸せはありません。

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!

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